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プロフィール
kyorokuma
オーナーへメッセージ

2006年11月25日

吾がはいはミケーレである!

ちょっと鳴き声の聞こえてきそうなその名前。
(ごめんなさい、超有名店です。行列覚悟)

ナポリではおいしいピッツエリアは沢山あるけども、その中でも地元の人達で一杯の人気繁盛店です。

手にした荷物が珍客ぶりをうかがわせますが、
(さっき買ったピザの道具をかかえています。)
そこは旅人なのでご愛敬、とにかく、地元自慢のナポリピッツアにありつくのです。

「くまくんその荷物、」
「うーん?大丈夫、日本人だし。」
「・・・・・?」

昼前の混雑を避けてわりとすんなりとテーブルにつきました。
(もう少し遅かったら行列、夜は整理券が渡されるほどの繁盛ぶり。)

まずは注文
「私はこれ、くまくんは?」
「僕はやっぱりマルゲリーター」
ここは英語のメニューがあったのでガス入りの水を頼んで一人一枚のお約束もちゃんと守って2種類注文します。
きょろはチーズなしのマリナーラを
(いたくお気に入りですが、後から聞くとチーズが濃厚で避けていたそうです。)

ちなみにここのお店、注文といってもピッツアの種類は2種類のみという粉物屋さんの王道をまっすぐ歩んでいるお店です。

アレンジといってもサイズが大きくなるかチーズをダブルにするかだけなのです。
僕たちで言う、お好み焼きのイカ玉と豚玉のみの世界になります。
<すごい!それで夜は2時間まち。>

生地を伸ばす所の前の席に案内されたので、焼くところを含めて制作現場が全部見えます。
<やったーついてる!>
これはびっくりですがなにやら取材が入っていてそれも日本のメディアなのです。
ちょうどこれから撮影を始めるところで何やら打合せをしています。

そんな訳でしっかりと焼くところが見られるのです。
興奮のあまりトイレに行きたくなったので、早速、覚えていた単語を試します。

「ばーにゃ?」<猫語じゃないです。>
すると、指を指して場所を説明してくれました。<やったー通じた!>
大理石の床を歩いて行くと綺麗で大きなトイレがありました。
<ピッツア楽しみだなー。>
とわくわく気分を落ち着かせます。

そして、トイレをでるとあちこちに扉があってその向こうに客席あります。
<けっこう広いなー>と感心していると奥からピッツア生地のようなふわりとした男の子が出てきました。
そして、その奥にとてつもなく大きいミキサーが<どん!>とおいてあります。
<うー!見たい>
ちらりとその子を見ましたがミキサーを隠すように立つのであきらめました。

窯の前に来るとちょうど撮影が始まっています。
僕も便乗して、炎を見ると<わー>とてつもない温度です。
<えー!こんな温度?一度だけやって見たことあるけど、確か煙突焦がしたなー。>
ピッツア生地を置くなり焼けていて、持ち上げると窯の温度でオイルに火が移ります。
吾がはいはミケーレである!

少しくらくらするので気をとりなおして席につく事にしました。
「きょろちゃん凄いよあんなん、凄いよ。」

「くまくん!こっち見て。」
かなり年配のおじいさんが、愛おしそうに白くてぷかぷかの生地を伸ばしています。

丁寧に粉をまぶしては、
ひとつずつ、
ぱたん!ぱたん!
くるくる、ぱたん!ぱたん!
形が整ったら手のひらできゅーっつと引っ張るとすーっとのびていきます。
それが大福みたいでとてもおいしそうです。
しばらく黙って、見入っているとお待ちかねのピッツアが運ばれて来ました。
「わー、美味しいそー。」

明日へ続く。


Posted by kyorokuma at 14:14│Comments(0)
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アル・ケッチャーノのケーキ【セミリタイアただいま準備中!】at 2006年11月26日 19:21
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