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kyorokuma
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2006年11月18日

 はじめてのかいもの。

お目当ての市場にはたどりついたので(何も買えませんでしたが。)
今回の課題でもある、ピッツエリアを目指して歩きます。
前もって危険地帯の情報は仕入れておいたので現在位置を確認してから
比較的、明るく人通りのある道を選んで歩いていきました。

名物?ひらめく洗濯ものを眺めつつ、小さく折り畳んだ地図で確認しながらあちらこちらにある教会を目印にし目的地へと向かいます。
ナポリはとても信仰が盛んなところでもあります。
自治会館のようにあちらこちらに教会がたっています。

しばらくすると開けた場所に着いて、遠く向こうに中央駅が見えます。
それが、とてつもなく大きい広場である事を認識するのに少し時間がかかりましたが、どうやらここも駅前広場で、ちょうど終わりの場所にあたるようです。
僕たちはどうやらその広場の横道をくねくねと歩いていたようで、地図を見ていたのですが、地図上での広場を示す境界がいいかげんだったので分からなかったのです。
だから、それが広場であることがわかったのは偶然反対側に着いたからでした。(大きさを例えると御堂筋の高島屋前から千日前通りぐらいまで)

その大きな広場のの終わりに小さな広場があって市場がでています。
こちらの市場はさっきより少し殺気だっていて。(婦人もののバーゲン会場のように)買い物している人も売っている人も必死です。
僕たちも遠巻きに商品を見るとどこかで見たことが、、、、、
「あのマークって」
そうなんです、本にのっていたコピーマーケットなんです。
「こんなに、白昼堂々とそれもこんなに沢山の店が?」
辺りの殺気だった空気もそうですが、ややこしい人達も多いので、ここではカメラをポケットから出しませんでしたが。(写真がないのが残念ですが。)
サッカーコートぐらいの広場にぎっしりとコピー商品が並んでいます。
そして、みんな口をそろえて言ってるのは「本物だよ!」です。
ナポリはイタリアのなかでも1番のコピー天国でこれらの製品はほとんどナポリで作られているとの事です。
ある意味おみやげにはなるのですが、日本だと取り上げられるので当然ここでは買い物はしませんでした。
(革製品は結構よかったんだけどなーマークが、、、、)
僕は興味津々でしたが、きょろは早く立ち去りたかったそうです。
確かに危ないし、ややこしいです、まるで新世界。

適当にコピー天国<バッタ市>を眺めた後
坂道を降りるように歩いていると、突き当たりに道具屋さんがありました。
周りのお店を見ると椅子や家具などがあって、そうです、この通りは道具屋筋です。
今回の旅行で、もし見つけたら買おうと思っていたピッツアの道具が何本も店の軒先においてあります。
「あっ、パラだ!」

以前から日本では高いものしか販売されてなくて困っていたのですが、ごく普通のアルミ&ステンレス製でお値段も手頃そうなものが目の前にあります。
「あれ、買おう」



お店の手の空いている店員さんにはなしかけます。
「ボンジョルノ!」

続く
  


Posted by kyorokuma at 16:44Comments(0)

2006年11月17日

ピザ  ピッツア  pizza 

まーいろいろと呼び方も、書き方も。
僕のこのたべものへのこだわりは。
ずばり
水、粉、オイル<入れない時もある。>、塩、酵母だけを混ぜる。

それらを丸めて冷蔵庫で寝かす

それを薪の窯で焼く

これだけです。
あとはあついうちに食べる。

ぼーの!  


Posted by kyorokuma at 13:56Comments(0)

2006年11月15日

ボージョレー

今年は選りすぐってみました。
「もうのんじゃった!」
「昨日集まって3本もあけてーうー」
みたいな事をこの数日間毎年聞くので
それでも飲みたいと思うものをチョイス!

数が少ないからとても貴重でそのうえ美味しいってなやつを選びました。

ビオづくりなやつを2種類。
ドメ‐ヌ・デュ・ヴイス

自然派ワインのキャリア20年ボジョレーにこの人ありといわれる人気のキュヴェです。
その中でも樹齢85年の超古木のぶどうだけを使用。

本当に昔ながらの作り方したワイン。
これってタイムスリップ!
85年生きている葡萄の木から丁寧にてづみぢして
今でいう便利な酵母も使わずに、腐敗を防ぐ方法も使わずに同じ作り方で作る。
とても貴重です。

というまでもない安心のネゴシアン
ルイジャド
こちらは安心のブランドです。
ボジョレーって、、、、?
という人達を納得させてきました。

とモメサン
こちらはボトルにナンバーリングと仕込みの日付がラベルに大きくデザインされています。
自分だけ感が強くて気にいって今年もいれました。

後はもう飲んじゃったけど
南フランスの新酒。

で大切なのがお料理。

とってもおいしいオリーブオイルが入ってきてますよ。

これにさっと湯どうしした貝柱と印南の甘いトマトをするつぶして上からかける。
とか
よこわを軽く醤油づけにその薄切りにオイルをまぶして生ハムを散らす。
などのちょっとこったお料理も用意してます。

あーそうそうこのワインとフリットがあいますよ。

どうぞどうぞ。  


Posted by kyorokuma at 19:59Comments(0)

2006年11月14日

ひだまりと言う名前のお山

お休みの日に見た(モンドヴィーノ)
僕は眠っていて半分も理解出来なかったけど、ワイン事情を知るのに良い映画でした。詳しくはきょろのプログへどうぞ!
http://tittle.exblog.jp/


青い空を心待ちにして、昨日の続きです。

少し大きい通りに出ると、観光客で一杯です。
どこか原宿の竹下通りを思わせます。(こっちがまねしたのかな?)
立ち並ぶ建物は淡いパステルカラーを身にまとい。
個性あふれるブランドショップが建ち並びます。

日本でみかけるブランドも沢山あって買い物モードの人にも嬉しい場所でした。
たたずまいが小さいので日本でよくみる<<高級品的圧迫感>>はなくさりげなくお店の個性を出していました。(すでに夏物も並んでいます)

きっと、新婚旅行や二人の記念日にリゾートに来てプレゼントを買うのでしょう。
(そんな雰囲気のカップルを沢山みました。)
僕たちはと言えばそそくさと通りを抜けて、気になっていたショコラティエでアイスクリームを買いました。

僕はフラゴーラ(いちご)きょろはカプリなのでレモン(レモンの産地なんです。)

一口食べて(これは!おいしい!)そうです。

やっと美味しいジェラードに出会えました。
実はナポリで食べたアイスは、こってりクリームで、口にあわずちょっとがっかりしていたからです。
「うーん全部いちごみたい。」
「レモンもちゃんとレモン、すっぱい!」
帰ってからホテルでガイドブックをみたらお薦めのお店でした。
美味しかったー。

しっかりデザートもいただいたのでもう一つの町(アナカプリ)
を目指してバスに乗ります。
一日券なのでフニクラーレで降りなければ、島の中のバスは何回でも乗れます。

オレンジ色のフィアット製のバスで20人も乗ったら満員になる小さなバスです。崖っぷちの険しい道を何台もびゅんびゅんとかなりのスピードで走っていきます。

「うーんきついな」と思ったと同じぐらいに到着しました。

アナカプリです。

まずは全面マヨルカ焼きの床で有名な教会を見たのですが、ドイツ人の団体と重なってしまったので落ち着いて見られなかったです。
きっと、不思議な動物の図柄からエデンだろう、と一人納得しました。
人の姿をした馬とかユニコーンとか描かれていて、じっくり見ると見飽きないでしょが後の目的もあるので簡単に拝観させていただきました、

そして、「いざソラーレ山目指して!」
時間があれば山歩きといきたい所ですがここは文明の理を使って山頂を目指します。
ケーブルといってもスキーのリフトそれも一人乗り、15分ぐらい揺られながら山肌をするする登って行きます。



どんどん青くなる空と小さくなるお家の白を眺めながら、空のドライブです。
「凄い!来てよかった!」後にいるきょろもご機嫌な様子。

そして、たどり着いた山の上


日だまりと言う意味の山なんですが本当に日が集まっています。
「これはこれでよかったね。」
「空の雲に手が届くよ」
大きな雲がちょうど僕たちをかすめていきました。
しばらく周りの景色を眺めるのに岩の上に座っていると
ローズマリーが咲いているのを見つけたのでかなり頑張って花と海を撮影しました。
(落ちたら大変な場所だったので)


帰りも下りのリフトにのって「また来たいなー」とつぶやきながら目の前の景色をしっかり胸に刻みました。

帰りのフエリーに乗る時、青い洞窟行きの船を見ると
「高潮のため午後の船は出ていません。」と看板に書いてありました。
「早起き出来たらいけたかも。」
「充分満足したよ。」


素晴らしき、カプリ島でした。

グラッツイエミーレでした。
  


Posted by kyorokuma at 22:59Comments(0)

2006年11月12日

カプリ=和歌裏

昨日の続き。
「どこか覚えがあるなーこの景色」
「そうだね。」

大きめの敷地に色とりどりの草木、畑には旬の野菜、テラスには子供達の遊び道具、
そんな景色の中をてくてく歩きました。

毎日の散歩コースなんでしょう、大きな犬とおばさんが僕たちの前を歩いています。

犬と言えば、ナポリでは到着そうそうに犬の落としものを<しっかりと>踏みしめてしまったので、それ以降、足下には注意していますが、ここ、カプリは比較的きれいです。
(おかげで景色をゆったりと楽しむ事が出来ます。)

素敵な庭が多い中で、はっと目を引く木を見つけました。
そうです、桜です。

ちょうど日本では桜の季節です。
「今年の春にイタリアにいきました。)

おもわず立ち止まりました。
よくみると椿、百合、日本に咲いている花と同じ種類を沢山目にします。
ますます目の前の景色がなんとなくの記憶と重なっていきます。

そうして大きな白い犬と一緒に展望台にたどりつきました。

「きれい!」
「うーん素晴らしいー」
ここの眺めはうまく説明できないけど、何か特別美しいものに出会た気がします。
そして、ふっと二人とも思い立ったように
「ここって和歌浦に似てない?」
「うん、似てるね。」
そうなんです、「かなり強引やで」との声もあるでしょうが、和歌浦と似てるんです。
「だから、懐かしさを感じていたのかー」



今の和歌浦は開発の後が、寂しい場所にとしていますが、そうでない場所やかっての海の色を想像すると、なんとなくたたずまいが似ているのです。
カプリはありのままの姿を残しながらも、観光の島として成功しています。
当然ですが昔からぴったりとそこに住んでいる人達もいます。
おおきなものを作るのではなく、生活を観光にする。
そういったものがここ、カプリにはありました。

当然はでなブランド街もありますが山をけずる開発はしていません。
僕たちの好きな和歌浦もこの島をお手本にしたらもっと素敵な場所になるでしょう。
二人でこのことを「やいのやいの」言いながら、お昼ご飯を探しにもと来た道を引き返しました。

お昼ご飯は途中で見つけたスーパーマーケットでチーズを買い
(品揃えが面白いので実は1時間近くもいました。)
ホテルの朝ご飯から失敬してきたパンとヨーグルトで即席サンドイッチに
(こういう時のナイフは役にたちます。小さくてもよく切れるものをどうぞ、飛行機はめんどうだけど。)

偶然、見つけた海が見えるベンチでランチにしました。
周りは修学旅行でしょうか?高校生がわいわいやってます。
けど、僕たちのいる場所はぽこっと穴があいたように静かでち木陰にもなっています。
「贅沢なテラスやね。」
「あーありがたい。やすまるー」

お腹も満足させて、少しゆったりとしたら、次の目的地アナカプリを目指すのに広場へ再びてくてく歩きました。
  


Posted by kyorokuma at 11:29Comments(2)

2006年11月11日

レモンの島 カプリ島へ

イタリアと言えばここ!と言うぐらい有名な場所で、(青の洞窟)は一度は訪ねたい世界の風景の上位に入るくらいです。

僕たちも当然この島を目指しました。
そうです、カプリ島です。
ナポリからフエリーで1時間と少し、高速艇で45分と言う、手軽な環境にあります。
土曜日と言うこともあって、現地の人達にもまれながらもなんとかチケットを手にして、人と車で満タンな船でカプリ島を目指しました。
前日のハードな坂登りが足に残っていましたが、目の前の景色を見てすぐ元気になりました。

「南イタリアの海、リゾートだ!」

がぜん気分が盛り上がってきます。
しかし、恭子さんは船は弱いとのこと、また、良く見ると、洞窟への船は人、人、人、です。
従って、いさぎ良くまち歩きに変更です。

「おい洞窟は?」
まあ、いいじゃないですか。
ここはイタリア屈指のリゾート島なのです、
楽しみは他にもあります。
カプリに詳しいsunmoonさんの「早起きしていくんやで。」の
アドバイスを実現出来なかったのだから、すぱっとあきらめて新たに楽しむのです。

ちなみに、青い洞窟へ自力で行きたい人へのアドバイス。
とにかく早起きでフエリーに乗って(チケットを予め旅行会社から購入も手です。)
ホテル朝ご飯のパンチーズをかばんに詰めて。<これは余計か?>

普通の街並みでも
白いお家が並ぶ景色がとても素敵なので散歩もかねて歩きましょう。
1日バスチケットを買ってポイントポイントをバスで組み合わせ洞窟へ、
洞窟アタックがなくてもレストランとかまわりの散歩で楽しめます。

時間のない人はいさぎよくツアーへ(お金もかかりますが安心、安全です。)
ただし舟に弱い人は要注意とのことでした。

「青の洞窟」次回は実現したいものです。(泊まれたらねーカプリ島。)

ということなので僕たちも一日パスを買って市街地へ
島の上にあるのでフニクラーレ<ケーブルカー>で行きます。

到着した目の前の広場は小さなバスと人人人人人です。
人はナポリでいやと言うほど見ているのと、スリも多いとのことなので、外れた、静かな小径を歩きました。

開店準備のレストラン、薪窯に火がつけられたばかり。
オリジナルアクセサリーの小さなお店。
美容室でカットしている人。
パンを買うご婦人。
朝の景色です。

なんだか、じゃんじゃんの路地と同じ匂いがします。
パン屋さんから、朝のパンを買ったおばーちゃんが、おしゃれな紅い鞄を下げて歩いて行きます。(その赤が素敵だったので失礼してパチリ。)


閑静な住宅街、小鳥の鳴き声が聞こえる静けさ。
「いいねー」をささやきながら、てくてくおばーちゃんの後を歩いて行きました。

近所の人達が集まっている、カッフエを見つけたのでトイレ休憩とエスプレッソで一息いれます。
周りをみるとおばさんとおじさんが仲良く並んでコインゲームに夢中。

ここの、トイレは中鍵が壊れているのでトイレに入る為の中庭の扉の鍵を借ります。(きっと、プライベートのトイレだったんでしょう?)
鍵にひとくせあってなかなか開かないのでトイレに行く人は一苦労です。
おかげで現地のカップルとちょこっとだけ仲良しになりました。

地図を見て展望台が近い事もわかったので又てくてく歩きます。

しばらくすると不思議な車がやってきました、小さなバスです、それも電器自動車です。(そう、ゴミ収集の車も電器自動車でした。)


小さなバスなんですがおじいちゃんとおばあちゃんが4人乗ってます。
道が狭いのと環境を考えて電器自動車なんでしょう。(すごい!)
デザインが素敵で、もしじゃんじゃんの前を走っていたら楽しいだろーな
と想像しつつ、海が見える景色を目指しました。

続く
  


Posted by kyorokuma at 17:06Comments(0)

2006年11月10日

ナポリの地下鉄

少し前のことなので順番がてれこに
向こうの交通機関って?
僕達は安全といわれるタクシーでいやな思いをするのを避けたかったのと、
節約もあって地下鉄とバスをほとんど利用しました。
そんなこんなで22時間かけてたどり着いたナポリで翌日一番に何をしたかと言うと
先に書いちゃいましたが
おみやげと仕入れをするのにメルカート(市場)を目指しました。
ナポリの情報は少なくって心配する移動を書いておきまーす。


早朝の大通りを、通勤の喧噪の中、地下鉄の駅目指して歩き出しました。
とてつもない町のノイズにバスとスクータの排気ガス、鳴り響く色々な音の高さのクラクション、間違いなく世界最速の歩行者、そんなモノが折混ざって石畳の町並みを流れて行きます。

バス&地下鉄兼用チケット、いろんなところで買えるのですが、
まだ事情がつかめていないので何もわからず駅の券売機で購入します。
他でうっているところは道端にあるキオスクみたいなたばこやさん。
後はバール。
60分ってけっこうあっという間で見つけたら3枚ぐらい買っておくといいです。
ないところには全くないので。
(ブス、トレ、)で通用した?はずです。


たどりついた地下鉄の駅


始めて切符を買うのに初めてカップヌードルの自販機でカップ麺を作るぐらい苦労しました。
(実はその券売機、壊れていたのですが。)

お値段は確か2ユーロちょうどそのコインがあります。
<便利なのでコインは持っておく方がいいです。>

チケットは日時を示す刻印が印刷されてから60分間はバスでも地下鉄でもチンチン電車でも乗れます。

改札機の上にスキーのリフトなんかについいている機械にチケットを差し込むとクロスバーが開く仕組みになっていました。

こわそうなおじさんが違法乗車を見張ってましたが、僕たちもまわりの人達のまねをして無事通過しました。

そしてホーム目指してかなり地下に降りて行くのですがなかなかホームがあらわれません。(これは列車が到着するとわかりましたけど。)
イタリア語の案内で、まもなく到着のアナウンスが流れるけれどなかなか電車は来ません。
「遅いなーと」おもったら。
とてつもない大きいブレーキ音で日本の倍はある巨大な地下鉄が登場しました。

「オームや!」わけのわからないリアクションをしてしまいましたが

見た目は牽引のディーゼル車です。
乗車するところも階段があってよいしょと登ります。
走り出すとこれまた大きいから凄い音。
目的地は中央駅なので2駅目で乗り換えをします。
これまたとてつもなく長い動く歩道にのって世界最速のナポリ人を横目にみながら、乗り換えも無事済ませて到着しました。

悪名高き中央駅です。

全身を警戒態勢にもっていきましたが、
「あれ?綺麗やん。」
「思っていたよりおだやかだね。」

世界遺産登録後、急速に環境を整えているようで、これだったら普通
に注意していれば大丈夫です。
「あさってはここからローマやね。」
「普通にタクシーで大丈夫そうね。」
大きな荷物を抱えてのローマへの移動だったので、うわさに聞く悪名高き駅だったら困るなーと心配していたのが無くなりました。
以外と使えるナポリの電車とバス。
  


Posted by kyorokuma at 23:03Comments(0)

2006年11月09日

ナポリの市場 メルカート

ナポリの町は大阪を思わせます。
それも小さい頃住んでいた、四天王寺さんの界隈と似た雰囲気があります。
四天王寺さんでは、毎月弘法さんの日に市があって、まわりの商店もその日は天王寺の駅から四天王寺さんまでお参りと買い物の人で賑わっています。
僕の記憶の中の市場は当時のその景色が基本で子供心をわくわくさせるものなのです。

大きなパラソルを広げた露店と道沿いの商店街に、色鮮やかな品物とにぎやかなお店の人達が楽しそうに奥の方まで続いて行きます。
カラフルな食器、ナポリの妖精の人形の置物、楽しそうな台所用品、原色の日常生活用品、まとめていくらの服、新鮮な魚、そのままのお肉、豊富なチーズ、見たこともないお菓子などが、大きな笑い声の下で楽しげに並んでいます。

入り口の近くでとれたての野菜達が僕の目に最初に飛び込んできました。
特にカルチョフイの名前で知られている西洋アザミも旬とあって色々な大きさのものが売られていて。(ほろ苦くて肝臓または胃腸にやさしいお野菜。)生の味わいを想像してみました。
値段は全て1kg単位で書かれていて、ミニトマトを計算すると日本と値段は同じぐらいです。
けれど1kgは結構な量なのと、旅の初日なのでお野菜を買うのはあきらめました。(後で知ったけどあくまでも目安で少ない量でも売ってくれます。)

魚は貝の種類の多さにびっくり!それもあさりはいろんな大きさと種類がありました。(実は、今回のプランにキッチン付きのアパートを借りる話もありましたが予算オーバーなので次回へ。)
初日だったのもあって、料理スイッチが(かちかち)と頭の中で鳴ります。
「昨日食べたハーブもトマトも味がハッキリとして鮮烈だったなー。」
「ボンゴレ作ったら美味しいだろうなー」とつぶやきながら、きょろとはぐれないようにしっかり手をつないで人混みを抜けていきます。
(今から思うとつながれていたのは僕のほうでしたが。)

しばらくすると、お肉やさんが路上の屋台で登場しました。
大きなショーケースの上からちろちろと水が流れていて、牛の内臓がきれいに掃除してある状態でだらりとかかっています。
「乾かないように水を流してるね。」
「蜂の巣かな?トリッパやね。」
昔だったら「うまそー!ビール!」ですが、お肉は食べられなくなったので大きな牛の胃袋がかかった印象深い景色をしばらく観察していました。(食べると決まってしんどくなるので。)

何軒かの(買いたいな)候補を残しつつどんどん奥へと入っていきました。
「あー、アメ横に似てるね。」
気になるお肉やさんが目に止まりました、トリュフなんかがかかったお総菜が何種類かショーケースの向こうに。
「買ってみる?」きょろ
「言葉つうじるかなー」くま
「ここは無理そう」きょろ
「うーっっん」二人
「やめとこうか?」きょろ
「しんどくなりそうやし肉入ってるで?」くま
「そうやね。」
まだ根性がなかったのでここはあきらめてしまいました。
割と長くいたわりには何も買わなくて、あとから後悔することになるのですが、、、、楽しめたから充分か。

ここでくまの旅の教訓

見つけたところが出会いなので海外旅行では値段以外は比較せずに迷わずゲットしておきましょう。

1.気に入ったり、気になったら即、買い。

2.臆することなく大きな声の挨拶と、はちきれんばかりの笑顔で言葉の壁を切り抜けて行きましょう。
  


Posted by kyorokuma at 18:51Comments(0)

2006年11月08日

ナポリのおやつ

今日はナポリのおやつのお話
レシピみつからず再現するのにかなりの手間と判断しているお菓子
ナポリ子は甘いものが好きでこのお菓子は思い入れが強いお菓子だそうです。

はじまり。
お目当てのスフォリアッテレを探して駅の外に出るとそこは、
さすが駅前です。
悪名高き中央駅の名の通りわんさかとあやしい人がいました。
<イメージは上野の駅前もしくは夜のアメ村三角公園を想像してください。>

ジプシーやら黒人さんやら他国籍で、各自売り物を手にもって値段をさけんでいます。

しっかりと前にたちはだかるので、目を合わさずに
<いらない!>のジェスチャーをしながら切り抜けます。
最初はかなり邪魔だったんですが、慣れて来ると<いらん!>の気合いを前に放てるように、そしてお金がないオーラを見にまとうかで(これはいつもまとってるか?)寄って来なくなりました。
(どこでも目的をもって歩いている人には声をかけにくいもんですよね。)

日本橋の裏通りの電器屋街と(五階百貨店のあたり)上野が合体したところがナポリ駅前です。(きっと、夜は近寄らない方が賢明でしょう。)

そんな場所なのでおおっぴらに地図を開くわけにもいかず、コピーしてきたロンリープラネットの地図を小さくたたみながら場所を確認します。

「有名なお菓子屋さんやからいくらなんでもわかるやろう?」
「地図だったらこの道なんやけど、、、」
「もう一回引き返す?それとも市場にいく?」
「この道引き返してなかったらあきらめよう。」

同じ所をなんども歩くのも(どうぞ!ひったくって下さい)って言っているようなものだから
一発勝負にかけます。(ひったくりがとても多い場所なので。)
そして、元の場所に戻ってきました。

「お店ってここしかないよなー、店の名前ないしここちゃうよな?」
「あーっ!まっくん!!」(きょろはくまの事をこう呼びます。)
「ここ!ここ!」
お店の名前に気を取られて肝心の製品名が目に入ってませんでした。
大きなあっかい字で書いてあります。

(SFOGLIATE)スフォリアッテレ

はしゃぎ足でお店に入るとチョコとかバニラとかバターの香りがお店に広がっています。

ショーケースの向こうには沢山の焼き菓子が並んでいます。
ちょうどパスクワ(キリストの復活祭)の日が近いので大きな卵のチョコがお店にいっぱいディスプレーしてあります。
「どれもいいなー可愛いな。」
とはいえまだまだ出発したところ、大きなそれも溶けるものを持ち運べないので、ぐっと我慢して、お目当てのスフォリアテをきょろに買ってもらいました。

暖かい可愛い包み紙をうけとるや直ぐにお店の前で取り出し熱々をほおばります。



「わーさくさく!」
「初めて食べる味」
いろんな事を口にしながらけっこう大きいですがぺろりと食べてしまいました。

ナポリでは有名なお菓子でとっても手の込んだお菓子だそうです。
パイ生地が細かく何層にもなっていて外は(ぴり、ぱり、)中はチーズでもっちりなんです。
パイ生地はとても薄くて紙のようで今まで食べたことがない感覚、食べるたびにぴり、ぱり、ぴり、ぱり、中は濃厚な新鮮リコッタチーズにオレンジピールがふわりと効いていて特別なパイ生地とのバランスが絶妙です。
出来たての熱々だからそこに<まったりほかほか>ももれなく付いてきます。
チーズクリームなんでおもたく感じるかもしれませんが以外にあっさりといただけます。

「日本でも食べたーい!」のすぐれものでした。

そしてたどりついたメルカートです。
こちらはカプート門前。


こっちの方が安全なイメージが、、、


つづく  


Posted by kyorokuma at 22:32Comments(0)

2006年11月07日

じゃんじゃん横丁おもしろバスツアー

2日もパソコンのそばにいなかったので、、、
アップがおくれてしまいました。
もうすぐおうちにネットがくるのでまめに更新できると思います。

何をしていたか?
日曜日はじゃんじゃん横丁の商店会とお客さまで
サントリー山崎ウイスキー工場と
サントリー京都ビール工場
そしてむかしながらの町屋を再生して商店会を作っている空堀商店街の錬へ。

朝は7時集合の帰りは九時半という
盛りだくさんな内容です。

まずはウイスキー工場にて製造工程の案内見学。

じゃーん

なんと稼動しています。

最近は山崎工場も稼動
未来のウイスキーづくりをあてどなく研究しているといったところです。
稼動している工場は始めて
感動しながらセミナールームに戻り
今度はティスティングセミナー
山崎、白州の2工場の秘蔵モルトを試飲。
どれも個性があっておいしい。
そして今回の目玉山崎25年限定モルトを。。。

日本のウイスキーはやさしくてまろやかでうまい。
年数のわりに木の香りがえげつなくねくて、まろやか。

そのままウイスキー片手においしいお弁当を。

「ご馳走さまでした。」


バスはゆられて次の目的地サントリー京都ビール工場へと。
2年連続最高金賞にかがやいたビール
プレミアムモルトもこちらで製造。
たかくたっている塔の中身は全部ビール。
かなり圧巻な景色です。
こちらでもセミナーとティステイングを。

出来たてはやっぱり味がしまってうまい。


すっつかりできあがってますが
気を取り直し
今度は空堀商店街へ。

各自思い思いの場所で楽しみおもしろバスツアーをしめくくりました。
「僕は飛び入りでフォーラムをやっていたので参加してみました。」
さー後は帰るだけバスに揺られて無事じゃんじゃん横丁にたどりつきました。

いやー遊びました。


  


Posted by kyorokuma at 18:15Comments(0)

2006年11月04日

ナポリを見てから死ね!

食べ過ぎになっちゃうので今日は
ナポリのナイスビューを紹介します。

ナポリの景色を堪能するのに元修道院でもある美術館を目指すことに。

ホテル近くの観光案内所で現地感覚のわかりやすい地図を入手。
<日本人の感覚では複雑な図形>
と共に行き方を聞いたので、安心してik_19フニクラーレ乗りました。
<ナポリのヒットッソングにもあるケーブルカーのことです。>

観光案内所のスタッフの言う通りに案内通り一つ目を降りて歩きました。

しかし、しかし、少し歩いて見ると美術館ははるか上の方に。
家々を抜けていく結構な階段の坂道が続いています。
不安ながら「まあ、大丈夫やろー。」と
まだ初日なのに(初日だからいけたのかも?)
ひゅうひゅういいながら美術館目指してあがりました。
気分はまるでハウルの動く城のワンシーンでした。



良い点は観光客はだれも通らない事で普段顔のナポリを楽しめます。

悪い点は着いた初日ご機嫌だったのでうっかり熱い洗礼をうけた
<しっかりとふみました!小学生いらいです、ひーんik_85

犬の落とし物があちらこちらにある事となまった体に相当応える事です。
「はーふだんから鍛えとかんと」と「臭い」を
連呼しながらたどりついたのが写真の景色です。



「ナポリをみてから死ね」の名言通り壮観な眺めです。
「古代にこんな街を作りあげるなんて、それが今も呼吸している。」
そんな感動で胸が熱くなりました。


いいかげんな道案内のおかげで楽し
く?ハードなコースとなってしまいましたが、そのおかげでこの後の美術館の作品をより楽しませてくれる結果となりました。>
自力で登った事も手伝ってか昔からナポリに暮らしていた人達の魂にふれるたような気がしました。

と言うのもこの美術館はもとは修道院で、すぐお隣はお城だからです。
僕たちの登ってきた道は旧街道で昔の人達はこの道をあがってお祈りをしたり、王様にお会いしたりしていたのでしょう。

帰りは落ち着いた住宅街を歩いて、やっとこさ見つけたフニクラーレにのって無事に下の街にたどりつきました。

当然ながら日本人観光客などはほとんどいなくて観光らしき人も見当たりません。
く親切なご夫婦に気を付けてと言われてからスペイン街で分かれたぐらいです。>
しっかり肩下げポーチときょろの手を握りました。
(握られていました。が正しいですね。<笑>)
おしりの穴をきゅっと引き締めて背筋を伸ばしてすたっと歩いて行きます。
ごみごみしているけど楽しいスペイン街を抜けてホテルへたどりつきました。

いいかげんではなかったけど、ハードコースを教えてくれたクイナポリのスタッフにグラッツイエです。

きつかった!

  


Posted by kyorokuma at 21:58Comments(3)

2006年11月03日

ナポリのイタリアンピッツア2

色々機能のあるイコラ
その機能でよくよく記事を見るとナポリの記事を読んでいる人が多い!
「わーい!イタリアのこと書ける。」
とお店の情報はそっちのけの喜び。
「お店のことはちゃんと書いてください。」
「はい。」
といったわけで前回の続きナポリピッツアのお店紹介です。
今日はピッツアマルゲリーター発祥のお店(ブランディ)です。

日本から揺られること22時間、
飛行機乗り継ぎ2回でやっとたどり着いたナポリの町です。
ホテルのええかげんな道案内をほどほどに信用して、
初めてのナポリの町を目的地目指して歩きます。



石畳と昔ながらの町並みに圧倒されました。

前からくる芝居帰りと見える若者達とは反対方向に向かって 前もって日本で確認
していた地図通り歩いているとナポリピッツアマークを見つけました。
「やったー!見つけた。」
ブランディです。

落ち着いた感じのレストランもある高級ピッエリアです。
こちらのお店は観光対応が充分に行き届いたお店。
店員さんもしっかりサービスしてくれますし、
英語のメニューも英語でのサービスもいきとどています。
お値段は昨日紹介したお店より3倍近く高いので
地元の人達は特別な日とか大切なデートに使っているようすです。

きょろこと奥様はもと英語の先生なのでオーダはお任せして。
ピッツアはもちろんマルゲリータ!
このお店オリジナルのドンアルフォンソを頼んで、
サイドにフレッシュモッツエレラチーズのサラダカプレーゼを注文しました。

そして、無事到着を祝ってワインとビールで乾杯です。
「くまくんビールのお味は?」
「うーん、ドライとかに雰囲気が、、、でもしっかりモルトの味が、うん、いいよピッツアに合うよ。」
「きょろちゃんワインは?」
「結構濃厚、なめらかかな?でもおいしい!」
そんなやり取りをしているとオードブルのサラダが(うーん!おおきい)
ここで注目!おめあてのひとつ
ブッファラです。
水牛のミルクから出きる新鮮なもので、ここナポリが名産地です。
これも旅の目的
「ぱくっ!」
「うーん濃厚、でも臭くない、日本に届く塩っぽさがない!新鮮!」
トマト、ルッコラと食べ進み本場の野菜のワイルドな味わいに感動。
「あー美味しい!」思わず日本語で連発していました。
そして、来ました、来ました、本場のピッツアです。
写真は僕がうっかりしてマルゲリータを半分以上食べてしまっていたので
ドンアルフォンソを食べている恭子さんです。



生地の中にチーズとトマトソースが溶け合っていて、
それを香ばしいもちもちの生地の縁ですくいながらいただきます。
塩分がしっかり効いていて生地そのものはショツパイんです。
そのおかげか、他の材料の輪郭がはっきりとします。

表現するとこんなかんじです。
焼きたてパンがお皿になって、その中に溶けたチーズとトマトのスープがたっぷりと
バジルが鮮烈だけど立ち上るような、滑らかな香り放って。
パンをひとつちぎってはスープをすくうように食べる。、

「そうかー」「そうかー」を心の中でつぶやきながら一人一枚しっかりいただきました。

途中でカンツオーネの演奏もあったりして、雰囲気も抜群。
若いカップルが芝居の帰りかな?デートで使っています。
お店の中は遅い時間もあって僕達とそのカップル。
僕達を別するとポストカードの中にいるようです。

帰りに2台ある薪釜をみせて欲しいってお願いしたら
心よくオッケー。
キッチンに入らせていただきました。
<やったー>
忙しい時間は過ぎていて片づけの雰囲気で、にこにこ笑顔で迎えてくれました。
写真をとらせてってお願いしたら



すごくノリが良くって親切でした。
イタリアの人ってとにかくやさしい!
グラッツイエなのです。
初めてのイタリア、それも個人旅行、あの噂のナポリで
安心して食事するのにぴったりのお店でした。

日本時間に直すと朝の5時ですが、美味しいものを食べて満腹なのと、
この後の初バールで本当に熱くって美味しいエスプレッソをいただいたので
大満足でした。
  


Posted by kyorokuma at 16:59Comments(0)

2006年11月02日

窯やきーいも。


昨日友達からいただいたさつまいもを前の日に入れておいて。。。。
朝、かまくんをたちあげる時のおやつ?に、、
いろんなものを焼けますが、これが一番人気なのかも?
ちなみにメニューにはございません、あしからず。
(リクエストあれば焼きますが時間はかかりますよ。)



「これでデザート作って欲しいな。」
「うーんパイかな?」
お昼前のおやつでした。

メニューにあるのはこちら。
NHKさんのドラマでもヒットしましたねー。
東京の有名レストランでは確か2500円とか

うちのお店は500円で食べられますよご安心を。
  


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2006年11月01日

夕方のおやつ

今日は県文に用事でおでかけしました。
明日も開催してますが、「アジア子供防災フォーラム」
実は僕達夫婦も「良心、市民の会」という
インドネシアアチエの子供たちを支援するボランティア団体で活動中
今日は勉強と3階にある写真を見に行ってきました。

休憩時間を使ったので
今日のばんごはんならぬ夕方のおやつを用意。
かまくんの立ちあがりの火を使ってピッツアを。

お父さんが育ててくれているバジルをたっぷりのせたマルゲリータ。
かまくんが出来た時のお話に出てくる薄焼きぱりっとタイプです。

窯の中の温度280から320度ik_01
じっくり熱を蓄えたかまくんが下からと上からとぱりっと焼きます。
おおよそ3分で出来あがり。



ではいただきまーす。
  


Posted by kyorokuma at 19:40Comments(2)

2006年10月31日

かまくん、のごはん。

昨日はながいお話に付き合っていただいてありがとうございます。
今日は窯焼きの新しいメニューも始まってうちの冬支度が始まってます。
中でもチーズを焼くメニューはとてもお得です。
水牛のチーズ、カマンベール、ラクレットなどなど
どれも信頼の出来る輸入チーズ業者さんからいれてます。
お値段もぐっと安くしてますのでぜひぜひどうぞ。
ちなみに水牛のチーズ(ブッファラの窯焼き)900円です。

今日はかまくんのごはんの写真を、、、

「これってik_19
そうなんです、買ってます。
だからごはん。
昔は燃料屋さんに行くと簡単に手に入った薪
今も変わらず燃料屋さんですがうちのお店は燃料と氷を扱っている
久保商店さん。



「最近は薪を取る人が減っててこの薪も宝塚からおじいさんが運びよるんよー。」
とのお話。
「和歌山は暖炉持っている人がおって、冬は結構需要があるんよ。」

「へーおうち広いから趣味で暖炉ですか。」
「いいですね。」

そんなやり取りもあってかたまにうちのかまくんを暖炉と言う方がいますが。
彼はれっきとした窯です。
それもいろんなお料理の出来る万能窯です。
おいしい薪を食べて今日もかまくんはお待ちしています。
どうぞ。  


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2006年10月31日

そしてうちの窯ことかまくん

「いきなり、ナポリの話してもik_19
「そうやね、なんの話かわからんね。」
といったきょろくまこと夫婦のやりとりがありまして。
今年初めていったイタリアの話はぼちぼちと、、、

8年たってやっと行かせてもらったイタリア。。。
「やっとのことで行けたのに、自慢話と思われたら悲しいし、、」
そう思ってお店ではあんまり話していませんでした。
プログ作ってら嬉しくってついつい、、、、

というわけで今日はうちの薪がまが出来るまで。。。
思いつくままに。

今からさかのぼること7年前、
初めて和歌山にきて勢いでお店をやっていた頃でした。
みなさんのおかげで無事1年を迎えようとしている時ちょうどいまぐらいに
じゃんじゃん横丁の研修で四国に行く事に。

お目当てはうどん、温泉、松山、などなど盛りだくさん。
中でも一番のお目当ては内子のまち。
赴きのある古い家をそのまま使ってレストランやカフエが立ち並んでいます。
そこにある和風フレンチをコースで食べさせてくれるお店
(かわせみ)をまずはめざして。

地元の野菜で作る和風フレンチは素朴だけどとても斬新。
大根をたいている調味量にさらっつと自家製ウースタソースを使っていたり
食前酒ででてくるやまももの香りに感動したり。
ありそうでないお味でした。
中でも2階の座敷は圧巻で何時までもそこで過ごしたくなる場所でした。

そんな研修旅行で突如として決まった陶芸家の先生のアトリエへ、、、
作歌さんのお名前は藤部さん。
どうしていくことになったかというと
イタリア(きっとローマ)で修行をなさったとかで
どうしても、日本のピザは口に合わない。
仕方がないから自分でアトリエの囲炉裏のそばに作っちゃったというお話。

その話を聞いてアポなしでおしかける事に。
(有名な作歌さんなので断られるのは覚悟のうえでした。)

親しい友人を通じた事とわざわざ遠くから来たからという理由も後押しして
突如おしかけた僕らを暖かく迎えてくれました。
「ピザ焼くのには時間かかるんでね。」
「いえいえ近くまできただけですからすぐに帰ります。」
といったやりとりをしている中で
「今日は近くの小学生の陶芸作品を焼く日なんだよ、それがなかったらね。」
icon14ik_19それでしたらお手伝いしましょうか
というのもこの研修に参加なさっていた生駒は鬼工房の金子夢士さんが同行していたからです。

「実は、この方陶芸の先生です。」
ik_20それは助かる。

といった具合に話は進み、僕達はその作品の窯焼きを金子先生の指導のもとお手伝い。

藤部せんせいはピッツアを焼くために下ごしらをしながら
窯に火をik_01

子供たちの作品に火が入りきった頃
焼きたての薄いぱりぱりのピッツアが。
「こんなの初めて食べる!」
何枚もどんどん焼けます、でも少しもおなかにもたれない。
(忘れちゃったけどきっと一人で6枚は食べたかな?)

すると話は盛りあがって
「今日はこんなところですが泊まっていったらどうです。」
「えーいいんですか!」
「どうぞ、酒ならありますから。」
「はい!」
といった具合に急遽泊まることに

せっかく泊まるのだから何かしないと悪いなと思い
「僕、料理作ります。」と一言
「じゃー近所の人達も呼びましょう!」

そして気がつけば囲炉裏を囲んで大宴会ik_72
お酒もまわり、初めて薪の窯で作るお料理もおおむね好評。

すると金子先生が
「こんな窯君のお店にどう?作ったるよ!」
「えー。。。???」
すると囲炉裏を囲む素敵な大人達のトナカイさん達が顔をまっかにしながら
「いいねーいいねーいいねー」とめいめいに口走る。
じゃんじゃん横丁のオーナさんも
「作ってもらいすごいやん!」

「えーいいんですか?」
「よ^し決定!」
まるで近所で服を買うように決まりました。
「うーんいつ作ろう。」
「帰ってすぐにしようか?」
「えーとまだ1周年迎えてないのですいませんが2月になってから。。。。。」
「あーそう」
「は、はい!かえったら段取りします。」
「うん、うん、」
山の奥のアトリエはビールと共にゆらゆらとゆらめく火と共に、、、、

そんな裏話をおもいだしました。
今では景色にすっかりとけ込んだ窯くん
忘れていたわけじゃーないけど、これって貴重なことだよなー。

窯くんのお話でした。
思い出せて良かった。
プログっていいですね。


  


Posted by kyorokuma at 03:07Comments(0)

2006年10月29日

ナポリのイタリアンピッツア!

今日はピザといってもいろんなピザが、、、ik_19
うちのお店の目標のひとつでもあるナポリ前なお料理
(海の幸をふんだんに楽しめるダイナミックなお料理)
その中でもみんなの愛すべき食べ物ピッツアについてのお話です。



恐いって聞いていたほどの危険はなく
(海外なので当たり前のことは守っての話ですけど。)
とっても、楽しく二人で町歩きをしました。
風景を楽しみながら、足下には細心の注意をはらいつつ
(犬の落としものがあちらこちらに、、、近々法律でかなりの金額の罰金になるそうですが)
けっこう早足な町の人たちと同じ速度で歩きます。

「昭和の大阪」といった雰囲気で、
ものすごい音とすごい勢いで突っ込んでくる単車、、、
かつかつと長い足をすべるように動かすはや歩きの人達、、、
ちょっとしたクラブの音よりすさまじいクラクションの連続音があちらこちらに鳴り響く、
そんな風景が僕達の体験したナポリの町です。

もともと大阪の下町育ちなのでそんな景色に懐かしさを覚えました。

今回はピッツアがテーマの新婚旅行でもあったので
ナポリではタイプの違った有名店を三件訪ねてみました。

今日はそのうちの一件を紹介します。

スパッカナポリの中にあるマッテイオというお店

スパッカナポリ(世界遺産)の入り口あたりにあるのですが
この世界遺産の僕のイメージを日本におきかえると。
ちょうど50周年記念の新世界!(本家じゃんじゃん横丁)
そして和歌山じゃんじゃん横丁!(ナポリめざしています。)

新世界が今から100年たって、今のままの風景と人と人情が残っている
そんな町がとつじょとして世界遺産になる。
そんなイメージを湧かせながら町を歩きます。

そのままそこに住む人々の生活が遺産になった場所です。
ik_00以前はとても危なくて近寄れなかったとの事ですが、今は世界遺産登録もあって急速に観光化が進んでいました。)
人々の生活の場所なので、その呼吸が直に伝わってます。
この辺を上手に遊べるようになると楽しいだろうなーと思わせる場所でもありました。

人気のピッツエリアは行列覚悟なので、
「夕方これから忙しくなるぞー、」という時間を狙って訪ねてみました。

お店には僕たちだけ。

スタッフは忙しくなる前のおしゃべりや、腹ごなしといった様子です。
ピッツアは一人一枚がセオリーという事なので、一枚づつ注文。
量が多いのは前日のお店で了解ずみなのでサイドオーダーはなしで
ビールだとお腹が膨らむので、miniボトルの赤ワインを注文。

そして、待つこと10分ぐらい写真のピッツアが登場です。



お味のほうは、、、
下町庶民派と言うこともあってトッピングは瓶詰めとかですが、
焼き具合、
塩加減、
さすが本場です。

特にここのは生地の塩加減と高温でさっと焼く加減が絶妙でした。 ik_01
量的にかなりの量なので日本のデリバリーピザなら一人一枚はとても食べられませんが
ぱりっと、ふわり、むち、もちもち、なのでさくさく食べられます。
具のパンチが強い分ソースはフレッシュで柔らかめです。
「うーん、マルゲリータにすればよかったかな?」と思いつつも
さくさくいただきました。

気になるお値段ですが
単純に一枚あたりを日本円に直すと900円ぐらいです。
<でも今はユーロは高いので向こうの人がかんじる価値だと500円ぐらいです。>
ここで確信しました。

「これは僕らで言うお好み焼きや!」ik_20

そうなんです、
庶民が安心して安価で、美味しくお腹が膨らむ食べ物の代表食がピッツアなのです。
(若者のデートにピッツエリアは定番とのこと)
生地から丁寧に手作りでファースト感覚だけど、とてもスローな食べ物なのでした。

美味しくいただいた後は
大先輩であるお店の人たちにお願いして写真をとらせてもらいました。
本当はもっとありますが、旅先で二人写っている貴重な写真を。

そして下町のピッツアヨーロ(ピザ職人)は実に愛想よく
一緒に写真もとってくれてきさくなあんちゃん達でした。


後から買いに行った揚げ物もほくほくじゃがいもとチーズがからんでお部屋でのワインバーのいいあてになりました。face03  


Posted by kyorokuma at 14:30Comments(0)

2006年10月27日

はじめまして てぃとるたとるです。

はじめまして、じゃんじゃん横丁にある、イタリア料理店で(てぃとるたとる)いいます。
この横丁にであって早いもので8年の月日がながれました。
僕の友人と一緒に塗った壁もつたがからまりレトロなまちなみにすっかり溶け込んでいます。



大阪から和歌山に移りすんで、和歌山のおいしいものを堪能してほっとあったかいイタリアンを日々勉強しながら楽しんでいただいてます。

じゃんじゃん横丁って?
と言う方に少しだけご説明。
今年でなんと51歳、レトロという言葉がふさわしいのかな?
鉄筋コンクリートのまあるい集合住宅風で遠くはイタリアのカプリ島をイメージします。
(カプリに行ってきましたから、まちがいないです。)
個性的なオーナさんが集まって横丁商店会を結成。
ほとんど家族同然のようなお付き合いに横丁フアンもたくさんいてます。
1年に3回、春から秋にかけて行なわれる(じゃんじゃん祭り)は名物に。
このお祭りを通じてまちの仲間になった人も、、、
てづくり、あったかい、こころの通った、などなどが横丁のキーワードです。

うちのお店もほっとするイタリアンがテーマ―です。
マンマの味ならぬパパのあじですが(笑)

うちのお店の名物はたくさんありますがやっぱりなんといってもピッツアです!
ちょこっとだけ自慢ですが薪の窯で焼くピッツアを和歌山にいれたのは僕です!
<えらそうですいません。>

そんなイタリアとピッツアのお話を書いていけたらと思ってます。
お時間のある方はおつき合いください。
お店のほうにもぜひぜひお越しください。
お待ちしてます。

そうそう!IKORA見たかた見たよーっていっていただいたらお食事1割引きしますね。
どうぞどうぞ
(ランチやサービスセットはめいいっぱいでやってますので割り引きはごめんなさい。)
  


Posted by kyorokuma at 16:46Comments(7)